夢は。。

以前の記事で50歳で起業するという話をしました。

本当はもっと早く始めたかったんです。

いや、さらにもっと前は定年後を考えてました。

とあるカフェやパン屋の起業を対象とした学校の見学に行った時のこと、講師はいつ起業したいのですかと僕に聞いた。

サラリーマンを定年退職するかその前くらい、55歳くらいかなぁと答えたら、講師は僕にこう返しました。

「内山さん、もし55歳で起業したとします。立地やいろんな条件がありますが、一般的には経営が軌道にのるまで順調にいって3年かかります。その3年間は赤字経営かもしれません、その場合は3年間分の運転資金も必要です。まとまったお金がない場合、開業資金や運転資金を公庫で借り、55歳で起業し、55歳から汗水流し、苦労に苦労を重ね、やっと軌道にのりだしたら58歳です。そこから借りているお金を返しながら生活をするための売り上げを上げ続け、仕事を続けていく体力はありますか?」

こう聞かれて自分は焦りを感じたと同時に、考えが甘かったと痛感しました。

「もっと早く!」

定年後にお金のことを心配せず、別にお客様少なくても、まったりと経営してしていければ、それは最高なのかもしれませんが、僕の場合は潤沢な資金があるわけでもないし、起業しても家庭を支えていかなければならないのに変わりはない。それを58歳から支えていく体力が果たして自分にあるのだろうか。

「もっと早く!」

焦りは自分の目標地点をもっと手前の48歳に修正することで見えてきた、自分の技術や知識などの経験値の不足、資金不足等のいろんな不足物。

だが、足りないものが分かれば足せばいい。そこからはいろんなことを学び経験した。

妻と一緒に店を構えるべく、希望の場所へ引っ越し、そしていよいよかと待ち望んだ店舗工事は苦難の道のりでした、結局はプラン変更を余儀なくされ、起業目標を50歳に変更。

そしてやっとの思いでようやく店舗工事完了前に突如として現れた。

 

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